2011年6月、フランス

訪れた場所

ニース

フランスの南地方のワインはまったりとしておいしい。シャガール美術館がすばらしい。シャガール・ブルーミモザやバラの色で描かれたシャガールは、この地方で見るのが一番。パスティスが美味。アニスの香りの蒸留酒、その昔、ジュリアス・シーザが愛した酒。セザンヌのアトリエが楽しい。

マルセイユ

紀元前600年、ギリシャ人が建設したマルセイユ。真っ青な空と海。17世紀以降、湾にうかぶイフ城は、アレクサンドル・デュマの「巌窟王」の主人公モンテクリスト伯が囚人となった島、湾に3つ浮かんでいる島の中で一番小さい。ワインはまったりとしてとてもおいしい。シャトーシモン他。当店アリ。

アヴィニヨン

ワインのシャトー・ヌフ・ド・パフ、ローマ教皇庁があったところ。教皇が一時アヴィニヨンにいた。この修道院で作るワインは本当においしい。アヴィニヨンの橋は有名。フランス国王フィリップ4世がボルドー大司教ベルナール・ド・ゴット教皇に選出。クレメンス5世となるが、ローマに行くことを拒否。リヨンで叙階式を行う。アヴィニヨンに教皇庁を移す。

ラングドック

とてもおいしい。マッタリとしていてフルーティで、甘みあり。私は好きな地区です。フランスの南の方だが、イタリアでもフランスでも南のワインがおいしい。

ロワール・トゥール

ションポール城のフランソワ一世はレオナルドダヴィンチのパトロン。一説によるとダヴィンチはフランソワ一世に抱かれて死んだという説も。1516年にレオナルドにフランスで過ごすように説得。クロリュッセ城に住まわせる。戦車をはじめ、飛行機。モナリザまで博物館はすばらしい。天才だ!スコットランドの女王、メアリースチュアートの最初の夫はフランソワ二世、先日ウィスキーのセミナーで、サントリーの坂口さんを招聘し、セミナーの後、一人芝居でメアリー・スチュアートを私が演じた。

トゥーレーヌ・ワイン街道

この地方のワインはスッキリ。AOC(原産地統制所称)城内の800箇所以上に、フランソワ一世の紋章である火とかげの彫刻が!自らの書斎のステンドグラスには、「女は気紛れ信じるのは愚か者」と刻ませた。

ボルドー

スコットランドに5月に訪問した後、フランスへ。嶋谷さんと土谷さん、他5人でシャトー・ラグランジュへ。シャトー・ベイシブルへ。楽しかった。ワインの作りを見れてよかった。100年もののワインもあった。

サンテミリオン

ワインの女王=ボルドー。

カベルネ・ソーヴィニヨン(ブドウ品種)メドック地区とグラーブ地区で多く栽培される。フルボディで深い味わい。ソーテルヌとは貴腐ワインのことで、熟したセミヨン種のブドウの実につくと干しブドウのように果肉が凝縮して甘みがでる。ジロンド川のほとり、町の大劇場のミューズ達がボルドーを見下ろす。作.レオナルド・ダ・ヴィンチブドウ畑はいい土地ほど、レキ(岩石)が大きい。夜その土を暖めるから、いいブドウの木が育つ。ここでラトゥール・マルゴー仕入。最高のラトゥール。

コニャック

サントリーがコニャック地方のワイナリーを買収。スペイン人のオーナー。このオーナは町の市長1%の株を持たせ、広報部長に!なかなかかしこい。ロワイエ他、ステキなブランデーやスピリッツを造っている。最高のフランス料理、嶋谷さん感謝です。一生の思い出です。庭には白鳥と黒鳥。

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